大宮公園は、現在のさいたま市大宮区と見沼区にまたがる県営の公園です。もともとは氷川神社のものだった土地を国有化し、そこに公園を整備しました。明治維新以降には公園と呼ばれるような整備された土地はなく、鉄道の駅の設置とともに大宮にも公園をつくろうという声が高まりました。開園は明治18年、1885年とされており、当時は管理事務所を兼ねた建物と東屋、そしてベンチなどがあるだけでした。埼玉の県営公園としてはもっとも古い歴史を持っています。

1962年に都市計画公園に指定されて、1980年には東側に第二公園が、2001年にはその南側に第三公園が整備されています。大宮公園は桜の名所としても知られていますが、第二公園には紅梅や白梅、しだれ梅などが植えられており、春先には梅まつりが開催されています。第三公園は、災害時の緊急避難や救援活動の拠点としての機能を持っています。見沼田園の緑を活かした地区となっており、広い芝生の広場があり、野鳥の観察場所にもなっています。

そして、大宮公園のなかにはさまざまな施設があります。サッカー専用スタジアムとしてJリーグの大宮アルディージャの本拠地となっているNACK5スタジアムのほか、県営の野球場や大宮競輪場、体育館、弓道場、博物館、動物園、水泳場などもあります。第二公園にはテニス場や茶室、調整池などがあります。第三公園は自然を利用したつくりになっているので、広場や森、沼などがあります。東武鉄道野田線には大宮公園駅があり、JR大宮駅からも徒歩20分ほどです。