埼玉県の旧大宮市と大宮区について

さいたま市大宮区は、2001年の5月に誕生した区です。それまでは大宮市だった地域が、平成の大合併によって浦和市と与野市といっしょになりさいたま市が誕生しました。そのなかで大宮区、西区、北区、見沼区、中央区という行政区に分かれたのです。新都心と呼ばれる中心地の一部は現在の中央区となっています。JRの大宮駅は大宮区の錦町にあり、都心部と東北地方、信越地方を結ぶ14路線が乗り入れているターミナル駅となっています。

 

かつての大宮市というのは、門前町と宿場町として発展しました。それは、交通の要衝としての役割が大きかったからです。武蔵野国の一宮として知られている氷川神社がおかれており、東京や埼玉の総本社となっています。江戸時代には大宮宿として、中山道を行き来する人たちでにぎわっていました。戦後は東京のベッドタウンとしての機能もそうですが、商業都市としても大きく発展することになります。新幹線の駅も開業して、駅の西口は県内でももっとも大きな商業地区となっています。

 

そして、大宮区となってからも、県庁や市役所こそ置かれていませんが、埼玉県の中心市街を含んでいる地域として多くの人が集まってきています。大宮公園や氷川神社の緑豊かな景観もありますし、大宮ソニックシティやNACK5スタジアム、鉄道博物館などの施設も充実しています。経済的にも、商業的にも、さらに文化的にも周辺地域の中心的な役割を果たしていると言っていいでしょう。なかでも駅前の充実度は群を抜いているのです。